君の名脇役になりたい。

岸優太くんを9年間応援しています。デビューをきっかけに担降りするか悩んだことを書いたブログです。

岸優太くんを担降りしようと思ったときの話。 ①

岸優太くんとの出会い

 

岸優太くんとの出会いは2011年。

佐藤勝利くんがSexy Zoneとしてデビューする少し前、

すごく可愛いジャニーズジュニアがいる!!と、毎日のように友達が話してくれていた。

私も嵐のファンでジュニアは無知だったが、それでも写真を見せられたときあまりの可愛さと綺麗な顔立ちに心惹かれ、衝撃を受けた。

そして友達から話を聞いているうちに「ザ・少年倶楽部」を見始めたことがきっかけで、

嵐大好き!嵐命!だった自分があっという間に、Sexy Zoneやジャニーズジュニアの魅力に転がり落ちてしまった。

 

その流れでSexy Zoneのデビューイベントの握手会も行ったし、ファーストコンサートにも行った。以降、Sexy Zoneは夏のSummer Paradise公演を除き、抜けなしで毎年ツアーには必ず1公演は入っている。

 

これだけ書けばまるでSexy Zoneのファンであるかのように思える。確かに一時期、ほんの一瞬だけ中島健人くんを好きだったときがあった。ただそれと同時にジュニアの子で目をつけていたのが、外でもない岸優太くんだ。

 

Sexy Zoneのコンサートに入れば必ず優太くんはいた。ドタバタとシャカリキダンスで、眉間にシワを寄せ、睨みつけるような目つき。中島健人くんを目当てで行ったコンサートなのに、わたしは気づけば優太くんに夢中になっていき、もう沼も沼。

ずぼずぼと岸優太くんのおたくとして生きる運命となった。

以上の出来事が大体2011〜2012年くらいの出来事。

(また別に書くとして、岸優太くんに完全に堕ちたのは、少年倶楽部A.B.C-Zの砂のグラスを踊ったときなのだがこれは書くと長くなるので今回は割愛します)

 

岸優太くんに青春を捧げた8年間

 

私が遠征を一人でするようになったのが、大学1年生のころ。

それまでは親に許しを得られなかったため東京に一人で行くことは叶わなかった。

大阪でしていた公演は入っていたが、一人での遠征は許されなかった。

だが、Endless SHOCK出演決定により、親の反対を押し切り一人で遠征をし、その出来事がきっかけで、優太くんをどこまでも追いかけるおたく人生が始まった。

 

 

もうそこからは歯止めがきかなくなり、優太くんのいる現場全てに入った。

Endless SHOCKはもちろん、

Sexy Zoneのツアーに、サマリー

2013年から2016年のジャニーズ銀座シアタークリエ公演は毎年入った。

ガムシャラパーティー

EXシアターサマステ公演

カウコン、

勝利くんと中島くんのSummer Paradise

ジャニーズワールドアイランド系列舞台

映画関連、ザ・少年倶楽部

etc...

(ちなみに1番思い出に残ってる現場は、Endless SHOCK 2013 梅田千秋楽の9.29公演です)

 

もうありすぎて自分でもどの公演に入ったか忘れてしまうくらい、私の18歳〜の人生は岸優太くんと共に駆け抜けた。青春だった。

周りに彼氏ができる友達もいたのに、それ以上に岸優太くんに夢中で仕方なかった。

人生で1番大好きな人だと今でも胸を張って言えるくらい私は岸優太くんにすべてを捧げた自信があるし、それは今でも変わらない。

 

優太くんが大好きだ。死ぬほど好きだ。

ただそれだけで私は生きていた。

 

岸優太が好き。優太くんしか好きじゃない。

 

この気持ちを持ってずっと応援していたし、

初めはそれでよかった。グループを持つまでは。

 

グループ結成のときの心情

2015年、優太くんは初めてグループを結成した。

それがMr.King VS Mr.Princeだった。

 

確かそれは2015年のジャニーズ銀座シアタークリエのオーラス公演が終わった少しあとだった。

私は6月1日のジャニーズ銀座シアタークリエA公演のオーラスに入っていた。

だがグループ名の発表など、特に何の発表もなく、私を含めた友人も拍子抜けしていた。

 

その公演の数日後に発表されたのもあり、

"それならあのときの公演で発表してくれたらいいのに"と思った記憶がある。

どんなときでもおたくは何か発表される場に立ち会いたいものである。

 

グループが結成され、思ったことは

とりあえず

名前がダサい。

以上である。

 

ただなんとなくあの6人があのままで終わるわけもないだろうし、

まぁこのグループのメンバーと継続は妥当だろうなとこのときは納得した。

 

ユニットを持たない岸優太

 

そもそも優太くんはずっとユニットを持っていなかった。

神宮寺や岩橋は色々ユニットに加入したりもしていたが、優太くんはSHOCKがあったため関係なかった。

2014年のクリエのメンバー(岩橋、神宮寺、岸、宮近、阿部)も、確かにユニットといえばユニットだがジャニーズジュニア全体から見た立ち位置としては曖昧なものであった。

 

私の観点から見るとじぐいわ担はそれなりにユニットに加入したりすることもあったため、"あの2014年クリエセクボが良かった"だの"Sexy 松

Sexy boyzが良かった"だの言えるが

岸担にはまっっったく関係のない話だ。

 

むしろ変動があるユニットに加入せず

自分の個人仕事を全うする岸優太の姿に私は惚れていたし、じぐいわと離れて厳しい世界で一人で戦う時期を長く応援してきていたからこそ、ユニットに対する夢よりも、

岸優太という一人のアイドルに対する期待や希望、夢が膨らんでいった。

さらに、シンメも解体となり、

仲の良いメンバーから切り離されて一人孤独に強くすべての仕事に向き合い、全うする姿が

何よりも輝きを見せ、ときめきを与えてくれた。

SHOCKから戻ってきて、

久々に少年倶楽部に出演するも立ち位置はじぐいわの後ろだった。

なんで、じぐいわの後ろなんだよと

勝手に私は絶望するも

絶対いつか報われる日が来ると信じて、

死ぬ気で応援しようと思わせてくれた。

(ちなみにどこかの雑誌で、優太くん自身もこの立ち位置は悔しかったと数年後に発言していた)

 

その当時の岸担は、私と同じ気持ちであったのではないだろうか。

多分、あのときが1番、岸担はどこか心の中で

絶対にデビューさせる。報われる日が来る。

 

と信じ、一致団結していたのではないかとおもう。

 

それが急に、あの6人でユニット結成。

なんとなく私は感じ取っていた。

"デビューするかもしれないな"と。

ただデビューするなら、2015年の夏に行われるEXシアターで行われるサマステの公演が終わるころではないか。

そうでないと、こんなにキラキラしている時期を過ぎ去ってしまうのはもったいないと。

 

私は、もしかしたらデビューするのではないかという想いを胸に、

2015年のサマーステーション公演を就活中にも関わらず存分に楽しんだ。

キラキラしていた。あのときの6人はみんなキラキラ輝いていた。

 

 

特にこのグループが良い!と思うわけじゃないけれども、このときは嫌という感情は特になかった。

今のタイミングでデビューしてくれるなら、私は心から喜べる!!!!!と思った。

仲の良い神宮寺と岩橋ははいるし、関西担の中でよく名前を聞く平野紫耀と永瀬廉もいる!(高橋海人はよくわからないけどジャニーさんのオキニだから加入したんだろうと少し思ってた)。

 

とりあえず今このタイミングならすべてを受け入れられる!!!

そう思っていたのに期待はあっさり裏切られた。

 

8月20日Mr.King vs Mr.Princeのオーラス公演。

私はその公演に入っていた。だが、聞かされた発表は、"Mr.King VS Mr.Princeは継続する"ということだけだった。

 

拍子抜けした。

"え、デビューじゃないの?

今できないならいつするの?

この輝きはもうかえってこないのに、今1番良い時期なのにデビューさせないなんて。

もったいない"

 

そう思った。それと同時に、

 

"いや、でもまだ早いのかもしれない。高橋海人も入所したばかりだし、もう少し様子見なのかな"

 

という納得したようなしてないような

なんともいえないスッキリしない複雑な気持ちを抱えていた。

 

正直、今でもこのときにデビューしていればと強く思う。

そうすればKing & Princeをもっと受け入れることができたかもしれないと思うからだ。

 

ただこの出来事がきっかけで、

私はデビューに対して期待することを辞めた。

それと同時に狭い会場で優太くんの姿を見続け、触れ合い、対応してもらうということに

すっかり慣れてしまい、あまりにも楽しかったため優太くんには悪いが、

遠くなる存在になるよりも、ジュニアとして狭い箱で近い存在でいてくれることを願うようになってしまった。

(ちなみに私は岸優太くんにリアコだったこともあり、益々その感情は昂っていった)

 

そうこうしてる間に、

いつの間にかMr.King とPrinceでグループが分かれてしまった。

 

2015年の時代は、Mr.King の3人に対して特に特別な思い入れはなかった。それでも嫌いとか、なんで平野ばっかり!と思うこともなかった。

 

それが分かれた瞬間に、"どうしていつもこの3人ばかり"といった感情が生まれ、嫌悪感というものが出てきてしまった。

もちろんキング担は、こちらに対して思うことはたくさんあったと思うし

私はそれを受け入れている。嫌いなら嫌いで構わない。

友人にキング担の友達はいるが、その子もPrinceは好きじゃないと言いお互いそれを認めあって友達になれているので、私はそういう関係は全然ありだ。

 

じゃあ私はPrinceが大好きだったかと言えばそうではない。

むしろその感情がないからこそ、私は優太くんのファン失格なのではないかと悩むときもある。

Princeになって初めての現場であるジャニーズ銀座シアタークリエ公演に

入ったがそのときに、

Prince三人が可愛いとか、仲良くしてる姿が最高に愛おしいとか、グループに対する愛情が全く出てこなかった。

 

なぜかというかと

私は2015年9月〜2016年3月まで、毎月

少年倶楽部の収録に参加していた。

そこで披露していた曲、ほぼ全てがクリエのセットリストになっており、ただの焼き増しの手抜き公演だなという感想になってしまい、

グループが可愛いというよりも、つまらない公演という気持ちが勝ってしまったからだ。

 

私はPrince3人が可愛い!とか

3人の絡んでる姿がすき!とか

そういった気持ちが昔も今も一切無い。

 

ただただ

岸優太くんが大好きで、可愛くて誰よりも素敵で、とにかく好きで好きでたまらない。

その気持ちだけで応援をしていた。

 

 

上記にも書いたように私は

優太くん単独で応援している期間が好きだったし楽しかったし、1番かっこよかったと思っている。

でも2015年のあの時点でデビューしていれば、まだグループと言うものに期待も持てたし、受け入れることができていた。

 

でもあっさりとその希望が叶わなかったことで、

ますます個人としての岸優太を好きになり、一人を応援することに価値を見出してしまったのである。

 

 

シンメという存在

 

岸優太くんには

シンメがいない。

 

これがかなり大きい。私にとっては。

 

神宮寺には岩橋がいる。岩橋には神宮寺がいる。

この二人はイコールだとずっと長くから見ている私にはもうわかりきっている。

 

昔は髙橋颯という唯一無二のシンメがいたが、その彼も退所してしまい、

それからというものシンメがいなくなってしまった。

 

それを言えばSexy Zone佐藤勝利だって、シンメがいないじゃないかと思われるかもしれないが、彼と岸優太は違う。

 

佐藤勝利は初めからセンターで、シンメがいない。

(高橋海人もシンメいないってなるかもしれないが、彼に関してはそもそもシンメいたかどうかもわからないし、全く見てなかったので情報がなく何もいえない)

 

岸優太には髙橋颯というなかなか不思議で面白く、そして可愛く癒やされ、レベルも高いシンメがいた。

 

元々シンメがいないのと、

シンメがいたのに失ってしまったのでは

心情が全く異なる。

 

そのシンメがいなくなってしまった今、誰が彼のシンメになってくれるのであろうか?

 

いくらこの3人が仲良くても、優太くんにはシンメはいない。絶対的存在がいない。

Wゆうたは好きでも、シンメではない。

ファンは"じぐいわ"を求めるし、本人たちもよく"じぐいわハニー"だの言っていて、岸くんもそれを見て、冗談ぽく"あーはいはい。"みたいな対応だった。

 

それが私にはすごく悲しかった。

岸くんだって、シンメさえいれば

シンメの絡みを見て、キャーキャー言えるのに。

お互いがお互いを高めあうことができるのに。

シンメのお前がいてよかった。お前だから乗り越えられた。

そんなふうに言い合える存在が、

彼のとなりにいてほしかった。

颯くんみたいに、岸くんを尊敬し大好きだと言い、そして岸くんも年下の颯くんのダンスやアクロバットの技術を認め、見ていて気持ちの良い関係性。そんなワクワクできるような関係がほしかった。

 

もちろんじぐいわの二人は岸くんのことを好きな気持ちは伝わったし、ファンもそうだ。

だから、ますます3人の関係性が魅力的に見えるのもわかる。

 

それでも"じぐいわ"という絶対的存在が、羨ましかったし、その二人の関係性にはかなわないと勝手に思ってしまっていた。

 

優太くんが一人で戦う姿が好きといったが、

シンメとなると話は別だ。

一人で戦ったあとでも、どんなときにでも安定に隣にいてくれる、待ってくれるシンメがいてほしかった。

(ちなみに中島健人ソロコンの最後の岸颯は感動だった)

 

こんなことばかりを言ってるが、2016年EXシアターでのPrincePrincessは大好きだったし、あれは三人だからこそできるパフォーマンスだと思っている。だからまだこの時点では、Princeは物凄く好き!というユニットではないけれども、でも今の優太くんなら1番納得のいくユニットだなー。今後好きになっていきたいとは思っていた。

 

 

2017年のPrince

 

急にPrinceの人気が高くなったのは2017年の頃だろうか。

今でもPrinceが好きだったというファンの声をよく聞くが、大体深く話をきくと2017年の話をされる。

 

2017年のPrince単独が良かった。湾岸がよかったと。

まぁ単独だからっていうのもあるかもしれないが、

2016年だって、Princeは単独でクリエをしているし、フューチャーワールドもしている。

平野もいたが、EXだってしっかりこなしている。

 

それなのに何故か2016年のPrinceのことよりも、2017年のPrinceが良かったという声が大きいように思える。

それが少し悔しい。

やはりオリ曲が増えた影響なのだろうか、単独公演が多くあったからなのだろうか。

 

なぜ悔しいかというと私はこの年、初めて人生の挫折にあい

優太くんを応援することを一時期ストップしていた。

今まではコンサートにたくさん入ることだけが生き甲斐だったがこの年ばかりは、

会社を一年で退職してしまったこともあり、コンサートに入っている余裕もなければ、入る身分ですらないと思っていた。(祭りは何だかんだ入ってたが)

 

ただそんな私を見て、母が一公演くらい入れば?と背中を押してくれサマステのPrince公演に一度だけ入った。

 

確かに楽しかった。

3人の関係性はあたたかく、久しぶりに楽しいという感情思い出させてくれた。

もっと入りたいと思ったが、でもまだ採用が決まっていない。だから入れない。

 

私が入っていない公演に限って、

Princeとファン(Princess)の関係性が強くなり、絆ができているということが悔しかった。

その悔しさと後悔がPrince全員まるっと好き!という感情をも余計に失わせた。

 

Prince 公演の単独が終わり、KingとPrinceの合同公演のときには採用は決まっていたので、ご褒美としてそれも1公演だけ入っていたが、

2015年の6人の公演が強く思い出に残ってる身としては特にそんなに印象にも残らない公演だったため全く覚えていない。

 

MIXTUREを初めてきいて"マジェンダカラー"

とかの歌詞に

"なんだこの曲と歌詞は"といろんな意味で衝撃をうけたことは覚えているがその他のことは見事に覚えていない。

 

ファンが、2017年のPrince単独公演の話をするたび、

その単独公演のPrinceがあたたかく、

本当に良い公演だったと聞けば聞くほど、

私はPrinceというユニットを応援できないと思った。そう思わないとやってられなかったからだ。

 

私が好きなのはPrinceじゃない。

岸優太だ。岸優太が好きだから、Princeとファンとの関係性なんて気にしない。

 

独占欲が激しい。一言でいうと、その言葉で済まされてしまう。

ただお前の都合で入れなかっただけだろうと言われたらそれまでである。

 

でも、私が大学に入りたてのときから大好きで、ずっとずっと休むことなく追いかけ続けたのに、

私が少しファンを休んだたった一度の間にPrinceとPrincessの絆が強まり、

ファンもPrince本人にも2017年の単独が最高で、思い出に残る良い公演だったと言われてしまえば、

私のこの長年の想いは一体何だったのであろうか。

 

新しいファンも増え、そもそもEX自体に初めて入ったという人もいる。

新規が増えるのは仕方ないし、悪いことではない。

頭ではわかっていても、私よりも断然後に好きになった人があの公演にたくさん入り、PrinceとPrincessの関係性を強く持っていると思うと、最低ながらもすべてその人たちに奪われてしまった気がして仕方なかった。

 

"本当は私が1番、この3人でよかった!!!!この3人で頑張る岸優太が好き!シンメがいなくてもこの3人とファンとの関係性が好き!!って思いたかったのに"って。

 

こういった運の悪さが続き、

PrinceがファンのことをPrincessと呼ぶのも受け入れることができなかったし、

私は岸優太くん一人を好きでいればいいんだ。

これまでもこの先も優太くんしか興味がない。

優太くんだけが好き。

そんな想いが募っていった。

 

そしてその先に待ち受けていたのが、

そのときの感情として、

最も受け入れることができない

デビューという現実だった。

 

②につづく。

 

※ユメアイは就職が落ち着いてたので入れたが、湾岸は身内の不幸が重なり、プリンスホテルは有給がまだ取れなかったため私が単独で入った公演はEXがラストとなってしまった。